禁煙外来で役立つその他の資格も紹介

その他の関連資格

その他の関連資格

仕事に役立つ資格を紹介

禁煙外来で働く際に役立つ資格として、「認定専門看護師」「認定指導看護師」「禁煙サポーター」の3つがあります。資格の取得難易度は、2時間以上の禁煙講習を受講すれば取得できる「禁煙サポーター」が最も低く、その後に「認定指導看護師」や「認定専門看護師」が続きます。
ただし、「認定指導看護師」と「認定専門看護師」は試験を受けなければならず、さらに5年ごとに更新しなければなりません。更新時には6,000円の手数料がかかり、禁煙指導活動や取得単位の報告など、更新条件を満たす必要があります。

「禁煙サポーター」の取得方法

「禁煙サポーター」は、まず日本禁煙学会の会員であること、指定された禁煙講習会を受講すること、などの条件を満たさなければなりませんが、比較的取得しやすい資格です。学会の会員でなくても、講習会受講後に会員になれば資格を取得できます。ただし、日本禁煙学会に3,000円の手数料を支払う必要があります。
禁煙サポーターがいる薬局や病院、診療所の中にはステッカーを掲示し、禁煙相談を促進する活動を行っているところもあります。そのため、禁煙サポーターの重要性は日々増しているといえるでしょう。
禁煙サポーターは地域社会での禁煙支援において重要な役割を果たしているのです。

「認定指導看護師」と「認定専門看護師」の取得方法

「認定指導看護師」および「認定専門看護師」の取得には、一定の条件を満たす必要があります。日本禁煙学会に入会していることが前提ですが、さらに「認定指導看護師」は3年間の禁煙指導歴が、「認定専門看護師」は5年間の禁煙指導歴が必要です。
しかし、これらの資格を持つことで「禁煙指導のプロフェッショナル」であると証明され、キャリアを積むことができます。また、「禁煙サポーター」から「認定指導看護師」へのステップアップも可能で、提出書類の免除というメリットがあります。
「認定指導看護師」や「認定専門看護師」の資格を持つことは、スキルアップや転職時や職場内での評価向上にもつながります。求職時や転職時に有利に働くでしょう。

取得するなら「慢性呼吸器疾患看護認定看護師」

認定看護師の資格を取得するなら、日本看護協会が認定する「慢性呼吸器疾患看護認定看護師」がおすすめです。この資格はCOPD(慢性閉塞性肺疾患)や喘息、肺線維症などの患者に対して、息切れを軽減し、生活の質を向上させるための支援を行う際に役立ちます。
COPDはタバコ病とも呼ばれ、喫煙が主な原因とされています。そのため、「慢性呼吸器疾患看護認定看護師」は禁煙支援においても重要な役割を担っており、禁煙外来での活躍が期待されています。

Recommendよく読まれている記事